老いぼれエンジニアには隠す爪がない

この時代に老いぼれを見たら、「生き残り」と思え…!

福岡人歴半年を突破

まあ、福岡と言っても筑紫野市なのでだいぶ違うのですが(一応博多・天神の通勤可能圏内)、家族ともどもなかなかなじめませんね。

福岡市内はもうちょっとマシな気がするのですが、筑紫野の住民は排他的です。
当然、街を歩いていても息子にアメちゃんをくれるおばちゃんは皆無です(いたらたぶん旅行者だろう)。
アメちゃんはくれないまでも、

「福岡は住みやすいですよ」
「交通渋滞も首都圏に比べりゃましですよ」
「家賃も安いですよ」
「食べ物もおいしいですよ」

いろいろ言ってくれるのですが、じゃあなたのお勧めはどこなの?というのが出てこない。
おいしい食べ物と言っても、具体的にどこに行けばおいしい食べ物が食べられるのか、住みやすいと言っても、具体的にはどこが住みやすいのか。地元民の口から聞いたことがない。

私だったら「登美が丘らへんは高いけど住みよいでしょう」「大規模住宅地なら光台とか梅見台といった山奥になります」「田舎生活が好きなら大宇陀とかもあり」いくらでも奈良のことを教えます。食い物も「奈良にうまいもんなしですけどこの店はそこそこですよ」くらいのことは教えます。どこに住んでも何を食ってもうまいとか住みよいとか、ありえないじゃないですか。

無責任で不親切な気がします。そして文句を言っていたら「嫌なら奈良に帰れ」という雰囲気。「ここにこんなものがありますよ」とか教えてくれてもよさそうなものです。気の利いたスポットはだいたい自分で探し当てています。(筑紫総合公園や九州鉄道記念館、筑紫野温泉アマンディなどなど)。

ちなみに、家ではもっぱら「エフコープ」の食材と「イオンネットスーパー」の食材でしのいでいますが、割とおいしいです(ただし物にもよる)。エフコープもイオンネットスーパーも近所のお勧めではなく自分たちで見つけたものです。

ちょっと前に「那珂川 清滝」という日帰り温泉に行ったのですが、町民以外は懲罰的な高額料金(500円アップ)を取られます。ちょっと待ってよ、遠いところから車走らせて来ているのに!(たいしたことない温泉だったので2度と行きませんが。私の温泉歴の中で最悪のコスパです)

筑紫野温泉アマンディというところを気に入っていてよく言っているのですが、割と良いです。通えば割引券ももらえます。聞けば社長は関西人だそうです。

不動産屋さんでも「あなたの希望なら、ここですね!」みたいなのがない。紹介はしますよでも責任までは取れませんよ的な感じ。この前不動産屋さんに行ったらなんか感じがよかったのでそこに決めたのですが、話をすると本社は関西、社員(私の対応をしてくれた人)店長みな関西人だったんですね。

電車が当たり前のように遅れる。九州人は全般的に時間にルーズです。
時は金なり(Time is money)というのは関西人であれば子供の時から聞かされる話だと思いますが、こちらの人はそういうのを聞いていないのかもしれませんね。電車が遅れても誰も文句を言わない(文句を言っているのは旅行者)。そんなことだから鉄道会社も遅れても平気な体質になっちゃうんです。

あと、混んだ電車で降りる人を優先しない。「通してください!」と叫んでも無視して微動だにしない。
なんなんでしょうね?あれ。

独自の文化があるなら誇らしくしていればよい。
しかし、たぶんこっちの人にはそんなものはないのでしょう。よく言えば「のんびりしている」のですが、牧歌的かというとそんなこともない。
その一方で、首都圏・京阪神に対するコンプレックスが強く、何かと敵対視する。

こっちが奈良で、九州から来た人にどれだけ親切にしてきたか知っているのかと言いたいものです。

旧正月にアホみたいに混雑したのにも参りました。ここは中国か?

会社の加減で福岡市内に引っ越すことになりそうで、少しはましになるかと期待しているのですが、はてさて。