老いぼれエンジニアには隠す爪がない

この時代に老いぼれを見たら、「生き残り」と思え…!

福岡の冬は寒い

だんだんこのブログも福岡の悪口ブログっぽくなってきましたので、この路線を徹底して進めていこうかなと思います。
 
というのも、誰しも自分の故郷の悪口は言いたくないものです。でも、昔から住んでいる人でもいろいろ不満はあるはずなのです。ここは、よそ者である私がズバズバ核心をついて、少しでも住みやすいところに変えていくしかありません。
 
どうでもいいのですが、私はいろんなところに住んで、そこの住環境を改善し、それが終わるとまた転居するという運命にあるようです。
 
ということで今回は「福岡の冬は寒い」ということを書きます。
 
まあ、九州だからと言って冬は寒いということは皆さんご存知だと思います。
しかし、南部地方と違い北部に当たる福岡の冬は一味違います。
 
本州だと「日本海側」「太平洋側」という概念があります。兵庫県は日本海側と太平洋側両面に面した縦長の件ですが、北部と南部の気候がまるで違うことは関西では周知の事実です。豊岡などでは毎年大雪のニュースが流れるのが、関西ローカルニュースの風物詩であります。
 
しかし、九州には不思議なことにこの日本海側・太平洋側という概念があまりあてはめられません。
福岡は、どちらかというと日本海側(玄界灘と言っていますが)です。したがって、気候的には日本海側に近いものになります。
 
・冬は極めて曇天率が高く、しばしば冷たい雨が降る
・雪もたまに降る(山間部でなければ積もることはほぼない)
・大陸からの北風が冷たい
・冬でも湿気が多い
 
といったところでしょうか。私の感触では晴れることは1〜2割程度しかありません。
そして、天気が悪いせいで日中の気温が上がりづらい。一日中寒いということが結構あります。
 
奈良では、晴れた冬の日には朝方冷え込みますが、日中は気温がかなり持ち直します。なので洗濯物が全く乾きません。
 
そして、マンションに住んでいるのですが、防寒仕様がかなり甘いです。
奈良に比べると壁が3割くらい薄い印象です。窓ガラスやサッシも断熱仕様ではありません。
したがって室内が実に寒い。
 
室内気温の低さについては、冬に札幌から人が来たら風邪をひくと東京でも言われていますが、それと同じようなものかもしれません。
 
それにしても福岡のマンションは東京よりずいぶん壁が薄そうです。給湯器のお湯も、1分止めると氷水のような温度になってしまいます。
 
どうも、「九州」という名に甘んじて、防寒対策をかなり手抜きしている印象です。
 
昔、九州最南端の佐多岬の近くの国民宿舎に泊まった時のことなのですが、3月なのでまだ寒かったのです。で、暖房を入れようとしたら暖房器具がない。宿に聞くと「ここは暖かいので暖房はありません」ということだった。
 
今息子の通っている幼稚園では、しっかり月1000円くらい「暖房費」をとられているのですが・・・。
 
寒さに対する認識の甘さ・・・。どうにかしてほしいものです。