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だいぶつのブログ

いまさらなことをいまさらに語ります

犯罪がなくなれば冤罪もなくなる?

だから何が言いたいねんという記事。

痴漢にあってる女は男が思ってるより多い
<http://anond.hatelabo.jp/20140223162924>

悪意に読むと「だから多少冤罪被害が起きても仕方がないねんよ」的な正当化と取れなくもありません。

痴漢冤罪被害者には「自己防衛しろ」の一言ですよ。

なら痴漢被害者にも「自己防衛しろ」の一言でしょう。本意ではありませんよ。

そしてコメントを見てみると

「痴漢被害者と冤罪被害者は同一の利害関係にある」

なんてまことしやかに語っている人がいたりして、笑える。これは完全に誤解です。

冤罪をなくす唯一にして簡単な方法を考えればそれはすぐにわかります。

どんな罪も捕まえず罰さなければ決して冤罪は起きません。誰を殺しても無罪。にすれば警察も検察もいりません。そして冤罪は決しておきません。法定罪がないので罪も起きません。いいことづくめ。

冗談ですよ。でも以下は事実です。

痴漢でいうなら泣き寝入り痴漢被害者を増やすことがそのまま、痴漢冤罪被害者を減らすことにつながります。

利害関係が同じどころか、真逆なわけです。

痴漢が減っても、冤罪は減りません。というか、むしろ増えます。

痴漢が100%ゼロになっても、女性に「痴漢されるかも」という気持ちがある限り冤罪は置きます。

だから「悪いのは痴漢する人だ」なんて、寝とぼけているとしか私には見えません。
そんなもんは警察なり国なりが何とかすりゃエエ話です。痴漢が悪いんだから冤罪にあっても我慢してネってそんなの我慢できるわけがない。

飲酒運転の取り締まりの変遷を見ていてもわかります。

悪質な飲酒運転事故が起きる→刑罰が厳しくなる→悪質でない飲酒運転の取り締まりが増える

悪質事故が減ったのに、捕まる人が増えています。
そして捕まった人の大半は、捕まえなくてもたぶん悪質な事故を起こさないだろう人ばかりです。

大量飲酒して通常考えられない悪質な事故を引き起こした人が罰せられるのは分かります。
しかし実際は、ごくわずかな飲酒でも莫大な罰金を取ったり免許はく奪したり場合によっては刑務所に入れられたり、会社を首になったり。

国が個人の自由権を侵害することはよほど慎重でなければならないはずなのにです。

この件で、「悪いのは痴漢、冤罪にあったら痴漢を恨め」とかほざいているバカたちがいます。
本当に、脳みそお花畑です。

冤罪で悪いのは信実を見抜けない、憲法にも明記されている「疑わしきは罰せず」を犯しまくって冤罪を量産しまくっている国以外にありません。

痴漢被害に関しては悪いのはそりゃ痴漢自身でしょう。

だから、両者の利害は一致などしていないし、勝手にステークホルダーにされてしまう事を冤罪被害者は望んでいないでしょう。

少なくとも、彼らの目下の敵は「冤罪報告したバカ女」なのですから。