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だいぶつのブログ

いまさらなことをいまさらに語ります

九州新幹線「つばめ」初乗り

福岡

今まで山陽新幹線(新大阪ー博多)で「みずほ」「さくら」に乗ったことはあったのですが、いまだかつて九州新幹線(博多ー鹿児島中央)に乗ったことがなかったのですが(乗る必要もなかったし)、4歳の息子が「つばめトッキュウのる~」とどこで覚えたのか知らないのですが(おそらくYouTubeだな・・・)とうるさいので乗ることにしました。

まあ、九州にもそんな長居はしないだろうしな・・・。

とはいえ電車代ももったいないので近場にしようと思っていたのですが、新鳥栖にはたぶん何もないだろうし、ということで久留米に行くことにしました。筑後船小屋で温泉というプランも無きにしも非ずだったのですが、たぶんなんもないだろうということで。

九州新幹線日帰り2枚切符で@1235円。普通に乗っても760円くらいするので破格です。そして、私自身初めての800系つばめに乗りました。

6両編成で1~3号車が自由席。そして、自由席も2x2シートです。広い。グリーン車いらねー。木目調でカッコいい。トイレも超広い。快適です。

快適なのはいいのですがいきなり新鳥栖で5分も停車。後続の「さくら」に抜かれるのです。移動時間19分のうち5分が停車とは。なんかもったいないけど、同じ値段でたくさん乗れるので得?

しかし停車中息子は「マダー?!」連発。このいらちめ。おそらく大阪人の妻の血に違いない。俺は割と待つのは平気なほうだ。その代わり待たせるのも平気なのでよく怒られる。

そして発車したかと思ったらもう「次は~、久留米~」。近っ!地図でみてアレだとは思っていたけど、ホントこの駅間短すぎ。新幹線の基準を逸脱しているよ!(しかも次の筑後船小屋もかなり近い)。

久留米で降りたら息子が物足りなさそう。「モットのる~!」だと。新幹線はアトラクションじゃねぇんだよ!速く着いてナンボの乗り物なんだぜ(だから俺は学生時代新幹線はあまり乗らなかった)。俺なんて12歳まで新幹線にも乗ったことなかったのに。この贅沢ものめ。

松田聖子の故郷、久留米は都会だった。のだめカンタービレの主人公、野田恵の実家もこの近くの大川市というところだ。久留米市は人口60万人、地方中核都市の風格を漂わせている。博多から南へ下ること2回も県境を越え、再び福岡県に入ったところが久留米市だ(県境がジグザグしているのだ)。

駅前も広々していて、せせこましい福岡市よりずっとよさげに感じた。が・・・。バスの運転はなんと博多より荒っぽい。なぜか、悟空に「上には上がいるんだぞ」と説教した界王様が思い出される。

しょうがないので久留米の温泉(湯の坂温泉)に行く。48度の源泉賭け流し温泉だ。家族風呂に入ったのだが、最初に暑い温泉が「ドババババ・・・・!」と流れて、空っぽの浴槽をあっという間に満たしてくれる。が、熱すぎてお湯が止まるまで入れない。お湯が止まったら水で一生懸命うめて、ようやく入れるようになる。

本物だ。本物の源泉掛け流し。ヌルヌル感、そしてかすかに漂う硫黄臭とモール臭。こんな街中に本物の温泉があった。温度も高温。実は、久留米は意外と温泉天国だった。この辺の温泉は、三重県の長島温泉のようなモール質(植物性)の温泉が多いように思う。地形も似ているしな。一昔前には日本には十勝川(北海道)しかないといわれていたが、最近の私の研究では割と日本中に散在している。

48度なら熱交換器で冷ましたほうがいいんだけどな・・・。水で埋めると薄まるので効能が低下する。

前回行ったのだめの故郷、大川温泉もモール質の温泉だった。今回の湯の坂温泉は「モール質」とは謳っていないが、確かに同質のものを感じる。この辺は、化学分析でどうこう言う世界じゃないようだ。「気」で感じるしかない。色は無色透明だったのでもしかすると濾過しているのかもしれない。濾過しないほうがいいのだが。

(濾過しないと配管等がつまりやすくなるのでコストアップするのだろう)。

それでも、温泉のパワーは十分だった。実は、温泉の裏にブリジストンの創業者が作った「石橋美術館」があると後で知り、行けばよかったと少し後悔した(御存知の方も多いだろうが、ブリジストンは石=stone 橋=bridgeをひっくり返したbridgestone=ブリジストンからきている)。

ブリジストンの城下町だけあって、レンタサイクルも盛んだ(しかし、4歳の息子がいてはレンタサイクルに乗るのも少し微妙だ)。

帰りは久留米駅から「さくら」で帰った。自由席は「つばめ」とぜんぜん違って激混み。最初、妻と別れて座っていたが、大阪へ帰るだろうおじさんが気を利かせて席を替わってくれ、妻と一緒に座れるようになった。さすが、関西人は優しい(こちらのひとも子連れには優しい)。

父子家庭には割と厳しい仕打ちも多い中、心温まる一幕だった。