だいぶつのブログ

いまさらなことをいまさらに語ります

なぜ、トンデモ叩きを批判するのか。

この前、「トンデモ批判批判」というタグを付けられた。

いやいや、すごいですね。しつこく言ってみる物だ。もちろん俺だけの力とは思わないが、「トンデモ批判に対する抵抗勢力」がひとつのカテゴリーになりつつあるわけだ。

いままで「トンデモ」と一緒くたにされて「トンデモ」タグを貼られることが多くて辟易としていたわけだけど、ようやく俺の論点もある程度確立されてきたのかもしれない。

ここで重要なのは、俺の立ち位置が「トンデモ擁護」ではないことがハッキリしてきたということだろう。そう、のべつ幕なしにトンデモを擁護するほど暇じゃないし、本当に「トンデモないトンでも」というのはあると思う。

ここで逆の立場、つまり「真の科学者」的なスタンスを考えてみる。俺が最初に思い浮かべるのは、iPS細胞の山中教授が、最初にSTAP細胞に対してコメントを求められたときに言った事だ。正確には覚えてないけど、

論文を精査したわけではないのでSTAP細胞については良くわからないけど、再生医療が前進するのだとしたら喜ばしいこと

みたいなことをおっしゃられていたように思う。

そして、このコメントのすごいところは、凡人(マスコミ・記者)のコメントと違い、STAP騒動前にほざいていたことと、そろそろSTAP細胞は怪しいということが明らかになってきてからほざきだしたことがまるきり変わってしまったことと対照的に「騒動前も、騒動後も、このコメントは山中教授が立派な科学者であるとしか感じさせない」という点だろう。

つまり、俺が思うに真の科学者は否定しない。何事をもだ。幽霊やUFOを否定している「学者」と名乗るオッサンがしばしばテレビに出ていたが、俺はオカルトを面と向かって否定する科学者を科学者とは認めない。

真の科学者は否定ではなく「わからない」と素直に認める。

わからないことをわからないと認められる謙虚さこそが、科学者に求められる一番の資質だからだ。

なので、なんでも「トンデモ」とラベルを貼ったらそれで否定できると思っているような輩は、科学の威を駆る十字軍に過ぎないのだ。

どうだ、わかったか。俗人どもよ。

追記

id:locust0138 相変わらず酷い。/他人の発言を紹介するなら出典を明記して正確に記載しろ。真偽がわからなければ評価できない。/科学者が否定してはいけないなら、永久機関や創造論などの明確なニセ科学も野放しでいいのかね。

野放しにすると言う、その発想が既に驕っている。君たちは「科学警察」か何かかね?それが役に立つかどうかは後の世の人が決めればいいことだ。世の中の人の大半は18世紀の科学も満足に理解できないのに、最新の科学的知見に対して俗人がどうこう言うこと自体が不毛だ。

山中教授のように、何か人の役に立つこと(iPS細胞の研究)をしておればよい。わざわざ否定する必要など真の科学にはないのだ。もちろん、その過程で旧来の考え方に修正が生じることもあろう。天動説から地動説にシフトできたのは、科学的証拠と言うより、人々の考え方が変わってきたことが大きい。創造論もそうだろう。進化論はまだ普及途中のパラダイムなのだ。この「人の心、考え方」抜きにして科学を語れると思っているのがそもそも青いのだ。