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だいぶつのブログ

いまさらなことをいまさらに語ります

大企業で成長した人が大企業では成長できないと書く不思議

最近すっかり勢いも衰えてきているちきりんさんですが、また面白いことを吐いておられます。

大企業のほうが成長できるとか完全にウソ - Chikirinの日記

 

私は新卒で入社した大企業で20年以上働いてそれなりに成長もさせてもらっています。
ベンチャーでも外資系でも働いたことはないので、そっちで働いた方が成長出来たかどうか、わかりません。

このわからないというのが実は正直なところであって、また厳然たる事実であって、私は私なので、ベンチャー企業に入っていればそれは今の私とは違う私になっているわけで、厳密には違う人間になっているということになるわけで、別の人と結婚して、今の子供とはちょっと違う子供がいることになり、言ってしまえばそれは今の時空ではありえない出来事であり、別次元のパラレルワールドということになるわけです。

だから、ちきりんさんが「あなたも大企業でしたよね?」という突っ込みに対して逆切れして、「30年前と今を比較するなんて、サムライの時代と現代を比較するくらい愚かなこと」という切り返しをしておられるわけですが、完全に的外れだなと感じずにはいられないわけですね。

そもそも、サムライの時代を知らないちきりんさんがサムライの時代を完全に理解することは不可能だし、30年という多くの人が体験できる時代差に対して、サムライ時代と現代という誰にも経験できない時代差をぶつけるという、理系ではありえないような比較論法でその指摘をおとしめているのも大変不適切だと思いますし、つまるところ「ぢゃーあんた(ちきりん)が今ペーペーの大卒女子だったらどうするんよ」って話なわけなんですよ。

でも、仮にちきりんがそれを想像したとしても、30年前とは違う(教育レベルの落ちた)大学の授業を受けて、「ちきりんのブログ」はないので「ぺきりんのブログ」という意識高い系のブログを愛読していたとしても、まあ実際のところはわからんと思うんですよ。

彼女は独身のようなんでのたとえではわからんのかもしれませんが、今の旦那とまっさらな状態でもう一度会っても結婚すんのかよってところですね。

この議論に対してそもそも誰もが成長したいと思っているという仮定がおかしいと突っ込んでいる人もいましたし、実際割と同感なんですが、仮に誰もが成長したいと思っていたとしても、大企業よりもベンチャー・外資系の方が成長出来る、と断言するに足る根拠はどこにもないし、また誰にでも当てはまるなんて根拠はもっとないのですよ。

「人生いろいろ〜 心もいろいろ〜」

と、故島倉千代子さんの追悼みたいになってしまいますが、そういう話です。