福岡の喫煙率はずば抜けて高く、町中いたるところで路上喫煙がなされています。
繁華街とかでも普通に喫煙がされていて、受動喫煙への配慮なども見ている限りほとんどないに等しい状況です。まさに、関西の30年前と同じような状況ということです。
ネットカフェもひどい状況で、「禁煙席」というのはあるのですが、「煙の来ない席」はないのが普通です。「禁煙席」なのに「喫煙席」より煙がキツいところすらある始末です。まったくひどい話です。
私がかつて住んでいた奈良は、全国最低の喫煙率ということもあってか分煙制の導入はごく自然に当たり前に進みました。分煙がされていないネットカフェやファミレスは、ことごとくつぶれました。そして分煙をちゃんとしているところのみが生き残りました。当たり前の話だと思っていました。
ところがここ福岡ではどうやら「悪貨は良貨を駆逐する」のが現実だったようです。福岡市内で完全分煙のネットカフェを探しても、ことごとく潰れているか、完全分煙から不完全分煙への「改悪」を経ているネットカフェばかりで、まともなところが見つかりません。
どこのネットカフェに行っても煙モウモウで、30年前のパチンコ屋のようです。
3時間もいると燻製になったかのように、体中がタバコくさくなりいられたものではありません。
今私は、車を高速で30分走ったところにある「快活CLUB 3号二日市店」に来ています。以前住んでいた筑紫野からは近かったのでよく来ていたのですが、市内に引っ越してからは初めてです。
高速を車で走らせてまで市外に来なければならないくらい、市内のネットカフェ事情は劣悪です。
その前に、快活CLUBのオペレーションの素晴らしさを称えるべきでしょうか。
フロントから漫画書架、禁煙エリアがあり、喫煙エリアは最奥に位置づけられています。おまけに、禁煙エリアと喫煙エリアは2重自動ドアで厳重に仕切られています。
今いる禁煙エリアにはまったく煙のにおいすらしません。
健康増進法とかいうような法律が施行されている筈なんですが、こちらではそんなことどこ吹く風で、喫煙者が大きな顔をしています。
福岡の喫煙率は、数字的には喫煙率50%強のはずですが、体感的には男性90%、女性60%といったところでしょうか?吸わない人は転勤族ばかりではなかろうか。
まあよう知らん統計数字を変に語ってまた的外れな突込みをされても困りますので、この辺にしておきますが。
福岡市で勤務医をしているらしい某医師も、公衆健康の増進のために喫煙率を下げる努力をしたらいいんじゃないだろうか?