細かいことであるが、LINE Payカードの還元率は2%といわれているが、厳密には2%ではない。100円未満の端数は切捨てだからだ。私はもっぱら、コンビニなどの小額決済で使っているが、小額決済では切り捨てられる端数が結構バカにならない。190円のものを買ったときのポイントは2ポイントだが、計算すると2÷190=1.05%しか還元率がないことになる。これは極端なケースだが、ざっくり計算するとコンビニでガンガン使うと、還元率は1.6~1.7%あたりに落ち着くことになると思う。もちろん、間に2万、3万といった決済をかませば全体では平準化されて2%に近づくが、2%になることは決してない。
一方、Suicaなどだとピッタリ1,000円単位でチャージして、ポイントの取りこぼしをなくすことができる。満タンチャージなどといった機能があるが、ポイント面では不利なので使わないのが得策だろう。これで、VIEWカードなら1.5%還元である。小額決済にはSuica、高額決済にはLINEと使い分けるのがいいのかな?
ただ、私はiPhoneを買うお金がないので、Apple Payが使えない。このため、VIEW ALTTEに行かないとサンクスチャージ(VIEWカードのポイントをSuicaに交換すること)ができないのが難点だ・・・。早くAndroid PayでもSuicaに対応してもらいたいところだ(でも、今使っているスマホはNFCすら対応してなかったりして・・・)。
LINE Payであるが、細かい点を除けばおおむね満足である。電子マネーが使えるところではだいたいカードも使えるので使える場所という点ではSuicaより多いくらいである。難点は電車に乗れないことくらいだろうか。あと、たまに1円のオーソリに通らないといって却下するクレカシステムがある。ごくたまにであるが、そういうところではLIFE Cardを使うことにしている。
ポイントの還元も、クレジットカードだと早くても1~2ヶ月かかるものが、数日~1週間程度で行われるのも安心だ。また、LINEポイントをLINE Pay残高にチャージすることができるのも大きい。そして使ったLINE Payによってまたポイントが付く。これまでのヨドバシカメラのように「ポイントで買ったものにはポイントが付かない」といった、みみっちいことを気にしなくてもいい。なので、私はLINEポイントがたまる端からLINE Pay残高にしている。ポイントのままだとポイントが付かないが、LINE Pay残高にしてしまうとポイントが付くのだ。なんだこれ、一粒で二度おいしい。
カードで買えるものは何でも、実質2%オフだ。おいしい。Amazonギフト券を安く買って使うのも悪くないけど、Amazonギフト券はAmazonの買い物にしか使えない。出前館の料金支払いをAmazonペイメントにしても、ギフト券は使えないのだ。
そういう意味では、LINEがんばってるなーと。この前初めてLINEデリマを使った。出前館に対してちょっと背徳感があるが、ボーナスポイントとかもらえて得した気分だった。ただ、UIは出前館のほうが使いやすいかな・・・?
ますます、がんばってほしい。